繁忙期だけどあるんだよなぁ…あれが

投稿日時:2018-04-12 10:04

4月になりましたね。この時期に多いのが新入生歓迎会や新入社員歓迎会です。飲食店の店長をやってる私としてはウハウハに稼げる繁忙期なのですが、中には迷惑な人たちがいます。

今回は魅力じゃないこと書かせてください。

3月4月は飲食店にとっては繁忙期にあたります。3月は送別会。4月は歓迎会。私のお店はおかげさまで人気でほぼ毎日送別会や歓迎会の予約で埋まるのですが、やっぱりあるんですよねあれが。

たまにテレビやインターネットのニュースにもなっていますが、ドタキャンをする客。まだ前日の夕方までにキャンセルの連絡をくれるお客はいいのですが、当日のドタキャンや一切連絡もしてこないで時間になっても来ない客はほんと迷惑です。

お店は予約人数に合わせて食材を仕入れますし、仕込みもします。でも来なかったらその食材は無駄になってしまいます。私のお店ではそうなったときは、その食材で作れるメニューを安く一般のお客さんに提供するようにしてるので、大きな赤字にはなりませんが、利益も出ないので困ります。

飲食店を予約するなら責任もって当日来てもらわないと困ります!この4月は何組のキャンセルがあることやら…。

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休憩中のまかないの美味しさ

投稿日時:2017-07-05 15:55:54

飲食店で仕事をする上で大きな魅力のひとつとして「まかない」があるかと思います。私は学生の頃にも飲食店でアルバイトをしていたので、まかないのありがたさが身に染みてわかるんですよ。ちょっと今月は食費がキツいなぁ……という時でも、アルバイトをすればご飯にありつけるんです。お腹が空いていると人間ってやる気が出ないんですよ。おいしいご飯っていうのは、活力になるんです。

個人的に思うことなのですが、まかない飯が美味しい店は大体、間違いなく流行ります。まなかいは基本的にあまり時間をかけずに、あまり食材でパパっと作ることが多いのですが、そういったものでもおいしいものが食べられるというのは、普通に作っているメニューも間違いなく美味しいわけですよ。おいしいまかないを出すお店は、スタッフを大事にしているお店が多いように思います。

繁忙期で忙しい時でも「これを乗り切れば美味しいまかない飯がたべられるぞ!」と思うと、頑張れたりするんです。あまりにもおいしいから、と、スタッフが「これ、お客さんに出すメニューにできますよ!」と言ってくれて、そうやって生まれたメニューもいくつかあります。

まかないは、スタッフへの福利厚生であり、コミュニケーションであり、メニュー開発のアイデアにもなるのです。飲食店で働きたいと考えているなら、ぜひまかない付きの職場を探してみてください。私のお店でも、スタッフのモチベーションアップに繋がることですので、まかない飯はきちんと美味しいものを出すようにしています。

自分のお店を持つ魅力

投稿日時:2015-09-16 11:19:17

今日はちょっと趣旨を変えて、店長としてお店を持つことの魅力について語りたいと思います。

昨今は飲食業界がブラックだと言われていて、飲食店の店長は過酷な労働を強いられているイメージがあるかもしれません。しかし、それはチェーン店の雇われ店長のイメージです。個人経営のお店の店長は、ふつうにせこせこ働いているだけなのです。まずはそのことを、頭に留めておいていただきたいと思います。

さて、個人経営の飲食店の店長になるということは、自分がスタッフ兼経営者になるということ。その自由度たるや果てしないものがあります。お店の目的から始まり、お店の趣、雰囲気などなど、店長によって全く異なってきます。目的一つとっても、一生懸命お店を繁盛させたいって人もいれば、繁盛よりもこだわりを大事にしている人もいます。自由気ままに、儲かるか儲からないか微妙なバランスでお店を切り盛りしている人もいます。

その裁量が、自分でお店を持つことの最大の魅力でもあり、欠点でもあります。一歩間違えば、儲からなくてお店が潰れちゃいますし、だからといって儲けばかり考えれば、それこそブラックな飲食店になってしまいます。でも、いい方向に考えれば、自分の理想的なお店作りと働き方ができるということ。私の場合は、どんなお客さんでも落ち着いて長居できるような、そんなお店を作りたいと思っています。また、いいモノといいサービスを提供して、長居しないお客さんでも満足していただけるようなお店作りを目指しています。

これは、カフェで落ち着いて過ごすことができなかった、私の経験から生まれた目標です。一見さんお断りなステレオタイプのカフェでもなく、マニュアル化されたサービスしか提供できない近年のカフェでもない。お客様を公平に扱いつつ、居心地の良さも感じさせられるような、そんなカフェを作りたいと思っています。

人間、必ず一人になる時間が必要です。そして、それを家では取れない人たちがたくさんいます。だから、もうひとつの自室のような、そんなカフェスペースが必要なんです。

と、熱く語ってしまいましたが、このようにお店の目標一つでこれだけ語れるほど、飲食店の店長の仕事は深いんです。飲食店の店長の働き方は様々。だからこそ、面白いんですね。

メニュー開発が楽しい

投稿日時:2015-06-04 11:34:34

飲食店を経営していると、嬉し楽しいことが沢山あります。

常連客と他愛のない話をするのは楽しいですし、新規のお客さんが来てくれるのは嬉しいです。若い人たちと一緒に働けるのは嬉しいですし、料理を作って運ぶのは楽しいです。ときにはちょっとしたハプニングもあったりするけれど、それがかえって日々に彩を与えてくれて嬉しかったりします。

こんなふうにお店にはたくさんのものが詰まっているんです。私はそんな飲食店の仕事の全てが好きなんですね。

メニュー開発もまた、そんな私の日々に色を添えてくれる仕事の一つになっています。メニューはお店の顔です。お客様に喜んでもらうために、私はメニュー開発には精一杯腕を振るっています。

ちなみに、当カフェの看板メニューは“ケーキセット”です。このケーキセットを完成させるのにも、相当な苦労をしました。なんせ、当店はコーヒーを自慢としていますから、それに見合ったケーキを開発しなければならなかったからです。

まずはケーキの味。ショートケーキ、チーズケーキ、チョコレートケーキ、いろいろありますから迷いました。個人的にチーズケーキが一番コーヒーに合うと感じていたので、とりあえずチーズケーキで話を進めることにしました。しかし、ただのチーズケーキではお客さんの心をがっちりつかむことはできません。お店のコンセプトである“コーヒーを最高に楽しめる時間”を提供するためには、どのようなチーズケーキであるべきか。ケーキの形や硬さ、味などを研究を重ねに重ねました。

そうして生まれたの、当店の看板メニューのチーズケーキセットでした。決して華やかなメニューではないのですが、当店のコンセプトを最も楽しんでいただけるメニューとして、お客様から親しんでいただいております。また、現在でもお客様の意見を取り入れつつ、日々改良を続けています。

他にも、季節限定メニューを時折開発することもあります。チーズケーキセットがベースなら、季節限定メニューはアクセントです。トレンドなどを交えながら、ちょっと遊び心を入れた商品を提供しています。

そうしたメニューの開発は試行錯誤の連続ですが、決して人には頼まず、自分で開発することにしています。お客様の楽しんでいただける顔を糧にして、日々邁進しております。

ちなみに、今年の夏の季節限定メニューは、ひんやりとした食感が美味しい、白玉パフェになっております。機会がありましたら、ぜひご賞味くださいませ。

ごちそうさまの一言が嬉しい

投稿日時:2015-05-28 09:01:10

ご退店される際に、お客様から“ごちそうさま”と言っていただけることがあります。

私たちも代金をいただいていますから、お客様から労いの言葉をかけていただけなくても仕方ないと考えているのですが、それでも、お客様から“ごちそうさま”の一言をいただけると、やはり嬉しく思うのです。

私個人としては、お客様から“ごちそうさま”と言っていただけるということは、代金以上のサービスを提供することができている現れだと思っています。そこには“ご飯が美味しかった”という意味合い以上のものがあると思うのです。

例え、お店でお出しした料理を美味しく頂けたとしても、私たちスタッフの対応や、その他細かいところに満足されていなければ、ごちそうさまとは言っていただけないと思います。お店で提供するサービス全体でお客様に満足していただいたとき、初めて、ごちそうさまという一言を言っていただけるんじゃないかと思っています。

幸いにも、私のお店では多くのお客様から“ごちそうさま”の言葉をいただいております。これこそ、店長冥利に尽きるというものです。これからも、お客様から“ごちそうさま”の一言をいただき続けられるように、一層の努力をしていきたいと思っております。

仕事にやりがいがある

投稿日時:2015-05-21 11:26:32

飲食店という仕事は大変ではあるのですが、一方で働きがいも感じられるので、私は好きです。

特に、飲食店の仕事は“ライブ感”があるので面白いんです。飲食店では私たちが“今行動していること”が、そのまま結果につながってきます。内装やメニュー、あるいは私たちスタッフの対応が少し変わっただけで、お店の反響に大きく影響してくるのです。

お店の方針を決める立場にある私としては、それがプレッシャーでもあり、楽しみでもあります。私の采配一つでお店をより良くしていけると思うと、頑張ろうという気になれるのです。

もちろん、実際には私一人のチカラではお店を良くしていくことはできません。スタッフの皆が協力しあうことで、初めて良いお店が生まれるのです。こうした意味でも、スタッフとの信頼関係は大事だなと常々思います。

いいお店は一日にしてならず、です。これからも多くのお客様に満足していただけるように、私はいいお店を目指して、常に邁進していこうと思っています。

繁忙期の達成感

投稿日時:2014-03-14 18:06:26

飲食業界には、時期で波があると言われていますよね。この波を乗り切るにも、なかなか一人でも乗り切ろうなんて考えたら、とてもじゃないですが無理な話です。お店が忙しくなると誰でも、ピリピリしてしまいますよね。

そんな中で誰かが失敗をしてしまったなんてもう大変なんです。でも、繁忙期と呼ばれるこの波をしっかり乗り切る為に、普段からバイトの子ともしっかりコミニケーションをとっているだけで違うんです。

長く働いてくれている子に、負担になるかもと思いながらも「リーダー」のような役割をしてもらうんです。こうすると責任感を持って仕事をしてくれるから、すごく変わりますよ。

働いてみんなが「仲間意識」を持ってやってくだけで、忙しかった一日を終えると疲れているんですけど、すごく清々しい顔をするんです。「達成感」からなんだとすぐにわかります。私も昔同じように経験してますからね。

これを体験すると、きっと楽しく働いてくれているんだと思いますね。他の仕事でもあると思いますが、飲食店でしか味わえない「達成感」というは、魅力の一つだと思います。

色々なバイトの人と話せる

投稿日時:2014-03-10 16:55:28

飲食店の店長って大変でしょうと良く言われますが、その通り大変です。でもそれ以上に様々な出会いがあり、本当に毎日楽しく仕事をしています。

またアルバイトの人たちは様々な理由で働きにやって来るのですが、特に高校生アルバイトの子たちは本当にまだまだ純粋で一生懸命働いてくれます。自分のお小遣い稼ぎに働いている子や、少しでも両親の助けになりたいと孝行している子、また大学に行く為の資金を自分で貯めたいという子、様々です。

色々な理由がありますが、飲食店の店長をやっていて良かったと思う時は、こういったアルバイトで来る人たちと楽しく話している時です。飲食店ですから様々なお客様が来るわけですが、お客様と多くの時間接しているのはアルバイトの人たちです。

一緒に働いている人たち同士が楽しく働いていると、お客様も楽しめると私は思っています。ですから私も店長という立場ですが、いつもアルバイトの人たちと同じ立場に立って休憩時間には楽しく会話をして、そして仕事をしています。

リピーターになってくれると嬉しい

投稿日時:2014-03-03 20:12:05

飲食店で料理を提供していて、最も喜ばしいことは店のリピーターになってもらえることです。もちろん一度きりしかお越し頂けない方もいらっしゃいますが、店の料理を気に入ってくれて友人や同僚そして家族を連れてきてくれると、とてもありがたいのです。

小さな飲食店ではあまり広告費をかけることができません。インターネット上の口コミサイトに書き込みをしてもらえると良いのですが、お客様やタイミングによっては良いことばかり書き込まれるとは限らないのです。

その点、リピーターになってもらえると店の良さやお勧めメニューを把握してもらえますので気張ることなく最高の料理を提供することが可能です。まさに飲食店店長冥利に尽きるというものです。

リピーターのお客様にはお得にお召し上がり頂けるように、無料券やクーポンを発行したりメールマガジンを発行したりして来店のお誘いをします。店長や店員に気さくに話しかけてもらえると、美味しい食事をお出ししようという気持ちになれます。

料理をたべて美味しいって言われるとやっぱり嬉しい

投稿日時:2014-02-24 18:35:55

飲食店の店長をしていて一番幸せな時は、やはりお客様から料理を食べて美味しいと言われた時ですね。この一言を聞く為に毎日働いているようなものです。

自分で心を込めて作った物に対して、美味しいと言われるとまた次も美味しいと言われたくなります。そしてより一層おいしい料理を作ろうと心に決めるのです。

店長をしていると自分の時間が取れなかったり、仕事を休めなかったりと体が大変な時もありますが、でもそんな時お客様から美味しかったなどのお褒めの言葉を頂くと疲れもあっという間に取れてしまうので不思議です。こういう時、飲食店の店長をしていて良かったなと心から思います。

飲食店の価値は、お客様にどれだけ素晴らしい料理を提供し、そして素晴らしい時間を提供するかで決まります。それにはおいしい料理だけではなく、心のこもったサービスも必要になります。

店長という立場は時にはお客様から厳しい言葉も頂きますし、精神的にも大変な時があります。それでも今まで続けて来れたのは、やはりお客様の美味しいという言葉に支えられてきたからです。

これからもお客様の美味しいという言葉と笑顔の為に、頑張っていきたいと思います。

ブロガー

  • 名前:A本C文
  • 性別:男に決まってます!!
  • 職業:店長やってますよ
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